1年の中で最も好きな季節は5月。気づけば、あっという間に終わってしまいます。社員生活2ヶ月目。
やるべきことがたくさんありすぎて、頭の中がぐちゃぐちゃだった4月と比べれば、より充実した1ヶ月でした。まず前半のGW。親族でお食事に来る方が多く、いつもとは少し違ったオーダーに手こずりましたが、やりがいはそれ以上のものでした。お客さんが喜び、笑顔になる瞬間をたくさん見れるのは嬉しいことです。
そして4月からずっと心の中で不安要素だった、メインの調理をする日がきました。何度か練習を重ねましたが、10年以上やり続けている師匠には到底スピードは及びません。ですが、できる限りのことを全力でやりました。この日を境に、新しいステージへ踏み出したことで、頭の中がスッキリとした実感がありました。火を扱うので、火傷は気をつけていても日常茶飯事。火傷はこんなにも治りが遅いなんて…この職業の宿命ですね。
そして月の半ばには試作。まず《野菜のテリーヌ》意外と野菜を使う料理だと知り、材料の使いすぎを避けるために、周りに敷き詰めるキャベツをラップで代用したところ…このキャベツが切った時に崩れない役割を果たす要ということがわかりました。理想の出来上がりには程遠い崩落した姿です(笑)
しかしこの後、違う形で料理として提供する方法が見つかりこの試作は無駄にはなりませんでした。何事もチャレンジが必要ですね。
《お肉のテリーヌ》も試作。
こちらは味がしっかり決まりました。ワインによく合うお料理。こういう盛り付けは月の後半に訪れた、師匠からお勧めされたフレンチ料理店をヒントにしてみました。
わたしがやりたいお店では到底出せないお料理ですが、意外にこういう繊細な盛り付けに憧れる自分がいると気づくこともできました。接客サービスを学ぶこともでき、やはり堂々とやることが大切。私はどうしても声が小さくなる傾向にあると気づいたので、6月は大きな声を心がけることを1つの目標とします。
所々ミスもありました。1番のミスはお盆の上でグラスを倒してしまい、お客さんのお召し物を汚してしまったことです。3年やってきて初めてのことだったので、さすがに焦りました。動揺で手が震えました。ハプニングには誠実に冷静に対処することが大切と学んだ日になりました。
その他、5月は師匠や先輩と小規模経営のお店を何軒か訪れました。参考になること、参考にならないこと、再確認したことなどたくさんありました。接客がとても上手な雑貨屋の店員さんと一緒にお出かけして、接客のアドバイスをもらったり、よく行くお店のカウンターで東北出身の方と知り合えたりと、充実していました。
~プライベートのお話~
5/26メトロック2018
参戦してきました!
曇り空でしたが、フェスは体力の消耗が激しいのでありがたい天気。会場の規模もちょうどよく、たくさんのアーティストに会えました。私のお目当てはFear,and Loathing in Las Vegas。1年前にこのメトロックで出会ったバンド。いろいろな要素が絡み合ってどハマりしています。UVERworld はステージスクリーンに歌詞を出すので、思わず感動して泣いてしまいました…。その他、キュウソネコカミ、岡崎体育、あいみょん、SiM…盛りだくさんでした。
さて、6月は
・声を大きく出すように心がける
・ミスを少なくする
・飲食に関する本を本格的に読む
これを目標に!読むべき本があるのに、読めていないというストレスがあるので、それを少しずつ解消していきます。
ありがとうございました!