しとしと長梅雨です。今年はフェスもないので、、、夏が短くて良かったのかもしれないなと自分を納得させています。
ーー今月はとにかく目まぐるしい1ヶ月でした。精神的にもなかなか厳しかったです。そのためブログも長いです。
といった流れでした。
ーーまず、大きな決断について。
【開業時期を1年半延期することにしました】
夫婦お互いに27歳
2022年の開業を目標とします。
1番の理由としては資金調達。融資を失敗してしまうと事業そのものがスタートできないという状況になりました。融資を確実に成功させるために自己資金貯金の目標を300万円から480万円に引き上げることにしました。
最近はYouTubeで元公庫職員の方のノウハウ動画を見て、対策しています。
《メディア更新》
公庫から融資を受けるときに一番不安に感じる『面談』についてご紹介しています。
こちらの記事も必要あればどんどん追記していきます。
https://t.co/bWkQTIzhO4
融資を受ける際、貸す側に「この人には融資をしてもいいな・返済能力があるな」と判断してもらう必要があります。年齢が若く、経験年数も少ないと判断されかねない私たちが、貸す側に差し出せる最強のカードはコツコツ貯めた自己資金ということになります。そのカードを作るためには時間とお金が必要です。
主人は引き続き飲食店掛け持ち勤務とUber Eats継続、そして私も今の修行先の社員を辞めてアルバイト雇用に戻り、他店でも働くことに決めました。8月頭に採用面接を受ける予定です。ドキドキ。
新章はズバリ《夫婦で飲食店フリーター編!》ということになります。自分たちで決めた目標を変更することはとても悔しいことでした。でも実際は自分の気持ちの面が大きく、経験やこの先のリスクなど、様々な要素を天秤に掛けた結果、懸命な判断という結論に至りました。逃げるは恥だが役に立つですね。新たなる場所でのスタート。収入は減りますが、自由な時間が増えるのでその中で事業がうまくいく確率を上げていきます。
ーー早め早めに予習したいという思いで各所に相談しに行っても、その思いは汲み取ってもらえません。テナントもまだ契約していない、あくまで「仮計画」に過ぎない奴の話はあまり相手にされません。南相馬市の保健所に、営業許可が下りるまでの流れを詳しく聞きたいと訪れると「まずは図面を持ってきてください。それからです。」バッサリ。わからなくもないですが、グサッとくるわけです。ぐへぇ。
みんな直前に計画立てて動くのかな?え、行き当たりばったり見切り発車?店舗決まってから融資を受けるか決めるの?頭の中は疑問でいっぱいです。前々から計画立てるのが悪いみたいな気持ちにもなってくる。
そして、みんな言いたい放題にアドバイスをしてくる。私たちに失敗して欲しくないという気持ちがあるのはわかります。でも私が誰よりも、誰よりも一番自分のお店の開業について考えているのに、それに対して軽々しくお節介を焼かれる、、、これからも言われ続けるんだろうなとは思います。
余計なお節介はその人を苦しめる。余計なことは言わないほうがいい。そう教訓になりました。こんなことで心砕かれたくないんですが。こんな経験初めてで悔しくて悔しくて、です。
繁盛している、繁盛していない、どちらにせよ自分で事業を立ち上げている人はすごいです。物件選定、資金調達、融資、業者選定、従業員募集、経営戦略、、、開業するためにやらなくてはいけないことが沢山あります。それをひとつひとつクリアして事業をやっている。リスクも沢山背負って。今の私には途方もない道に感じる時があります。
なんか、愚痴っぽくなりましたが今月はこれが一番辛かったですね。
ーー私用の急な出費は、結構重要な歯の虫歯が悪化してゴールドを入れました、というものです(泣)元々、歯の質が悪いと歯医者さんに言われており定期的に通っているのですがよりによってこの時期に。10万円の給付金があったから思い切って寿命の長いゴールドを選びました。嗚呼、私の給付金は歯に使われたのでした、、、。
それを受けて、急遽大掛かりな断捨離大会が開催され2人で大切にしていたギター、本、CD、DVDをあらかた売却しました。決心してしまえばちっとも悲しくなんてありません。
写真におさめればいいのです!
ーー南相馬市への帰省では不動産を出来るだけ回り、内見をして来ました。気づけば地元の人にインタビューして回ることが目的のようになり、埼玉に帰った時には盛大に訛っていて師匠に笑われたのでした。
7月1日に第一希望で考えていた物件が他の人に契約された、と連絡をもらい意気消沈。そこからなんとか切り替えて連絡を取り、7軒くらいの空きテナントを内見させていただきました。思わぬ巡り合わせで、建築デザイナーさんとお会いすることができ、その方のご好意で店舗設計の相談もさせていただきました。大変気さくな方で人生相談までのってもらいました(笑)
ーー弾丸浪江町訪問の目的は、取り壊しが決まった母校を訪れることでした。幼なじみ2人が協力してくれて、たった2時間の滞在時間でしたが校舎に最後のお別れをすることができました。偶然恩師の先生にもお会いでき、行って良かった、、、。と思える1日となりました。
帰りの特急列車の中で聴いたサカナクションの『アイデンティティ』の一節
取りこぼした十代の思い出とかを
掘り起こして気づいた
これが純粋な自分らしさだと気付いた
小学生・中学生の時の自分は今の自分に直結しているなと、この歌詞がグッときました。
ーー7月の末に新章へ突入ということになりました。とにかく今は《できっこないを やらなくちゃ》やっぱり、夏はフェスに行きたかった!!
ありがとうございました!