10月は急に暑くなったり寒くなったり。先月まで汗だくで店舗の掃除をしていたのに、最近は厚着をして寒さ対策をして作業をしています。季節がぐぐぐっと進みました。1枚目の写真は初めて訪れた猪苗代湖の湖畔。水が綺麗で驚きました。
今月は
○業者に不用な厨房機器・備品の回収を依頼
○店舗デザインと建築の打ち合わせ
○熱機器周りの掃除
○大家さんと不用品処分
○起業支援金の申請・面接・採択決定
を主に進め、あっという間に過ぎました。
ーー不用な厨房機器の回収は、依頼した業者との確認不足があり、一瞬バタバタ。急遽、大量のお皿を箱詰めしなくてはならないことになったり、ガス会社を呼ばないと機器が外せない...なんてハプニングがありました。
しかし、周りの方が協力してくれたおかげでなんとか乗り切れました。運び出しをしていただいた業者の方も大変良い方たちでした。だいぶ厨房がスッキリして、掃除も捗り、そろそろ折り返し地点です!ガス台・フライヤーがあった場所の掃除は、硬化してしまった油を専用の洗剤で柔らかくして、削り取る。油を耕す...まるで畑仕事のようなことを厨房の中でやっていたので頭が混乱して、作業しながら笑ってしまいました。
ーー店舗デザインの打ち合わせ。2018年の秋、南相馬市へ店舗探しに来た際、偶然お会いできた設計士さんがいました。ずーっとお願いしたいと思っていたので、ようやく依頼することができました!いくつも仕事を抱えている中、引き受けてくださり、そして仕事がとても速い!建設会社の方も頻繁に店舗を内見してくださり、密に話し合いができています。
ーー不用品処分は、お金の節約のために大家さんと自力で行いました。運転免許は持っているものの、車を運転できない私に代わって2トントラックを大家さんに運転してもらい、私は力仕事担当。
当日はまったく疲れを感じなかったのですが次の日、筋肉痛になりました...。ブロックと業務用レジは市で回収してもらえなかったのが残念ですが、店内がかなりスッキリしました。解体工事を待つばかりです。
ーーそして今月、かなりの時間を要したのが【福島県12市町村起業支援金】の申請です。8月に移住してから継続して信金の方と書類を準備をし、1次書類審査を通り、面接審査となりました。Zoomでの面接となりますと伝えられ困惑!Zoom会議をする環境が整っていない私に、おおまちマルシェの店長さんがタブレットを貸してくださりました。助かりました...。
面接内容は5分間の事業プレゼンテーション&10分間の質疑応答。プレゼン中は時間を知らせるベルが2回鳴っても話し続けたら即失格。という想像よりも厳格な面接でした。
夫婦経営であり雇用を産まないこと。地域貢献の度合いが、他の事業に比べて明確に示しづらいことなど飲食店はとても不利だと申請書類を作りながら感じていました。半分は諦めていたところに採択決定のメールが来て、思わず飛び上がって喜んでしまいました。
採択決定後の申請はかなり煩雑でお役所仕事との闘いとなりますが、なんとかこなしていこうと思います。
ーー下旬には高校の親友に会いに、会津若松市へ行ってきました。この2日間は考え事を少しお休みして、小旅行を楽しみました。
写真を撮るときに微妙な格好になるのは高校の時から変わりません。双葉高校に通っていた私たちは震災の影響で2年間しか一緒に過ごすことができませんでしたが、大学生になってからお互いの住む街に度々遊びに行ったり、フェスに行ったり。そんな親友も気付けば結婚間近。お相手の方がとても優しく、素敵な方で私は安心しました...母親目線かよと2人には突っ込まれました。また会いに行きます。
ーー今月はInstagramで繋がることができた方々とお会いすることもできて、密度の濃い1ヶ月でした。自分の好きなことを仕事にするって最高なんだなぁと、改めて思いました。大変なことも沢山あるけどそれでも楽しい、楽しめる。そんな人生を私たちも送りたいです。
ーー11月は店舗改装に関わる工事の見積が、どしどし提示される予定です。自分たちで貯めてきた自己資金が融資を受ける際、どのくらいの信用につながるのか。そのお金で、どのくらいの工事ができるのか。長らく予測不能だったことの答えが少しずつ明かされます。「お金のかけ方、使い方。こっからはお前の経営能力だ。」と師匠に言われて背中がピンと伸びました。ここから!ここから!
ありがとうございました!