2021年 11月
山の紅葉が平地まで降りてくる11月。自然が多いので、ふとした時に季節を感じることが多くなりました。


ーー今月は店舗改装の見積もりを待っている間、食材の仕入れの相談をしに、各所へ回りました。




埼玉にいながら開業の計画を立てていたとき、南相馬は業者が少ないだろうから、選定が大変そうだなぁと思っていました。しかし!そんなことはなかったのです!店舗の周りには、地元の方から信頼されるお店がたくさんあり、新鮮な食材を仕入れることができそうです。それぞれのお店のオーナーさん同士も繋がりがあるので「みんな○○店使ってるよ!」「あのお店は○○がいいよ!」なんて、情報も教えてもらえます。
私の修行先では、ちょっと融通の効かないいかにも業者という感じの取引先がほとんどだったので、「そんな柔軟に対応してくださるんですか?!」と驚くことばかりです。
『一企業』ではなく『個人』として取引をしてくれる。そんなイメージです。これこそ【までい】ですね。皆さま、お世話になります。
ーー今月、融資関係で主人名義の銀行口座を作る必要があり急遽、主人に南相馬へ来てもらいました。「債務者」という言葉にビビっていましたが、私と一連托生。そういうことです。店舗では厨房を見るや否や、厨房機器の高さを800から900にしたいとか簡単に言うので困ったものです。そして、福島は寒いと言っていました。

ーー移住から3ヶ月経ち、いろいろな方とお話しする機会が多くなりました。その時に一番多い「なぜ出身地の浪江町ではなくて南相馬市でやるのか?」という問い。その答えをここにも綴りたいなと思います。その答えは
【南相馬市のほうが街の様子を知っていたから】
私は浪江町で中学の卒業式の日に被災しました。当時15歳だったので個人の移動手段は自転車だけ。行動範囲も狭く、浪江駅前の方は土地勘がありません。(私の母校は国道6号線から海の方にある浪江東中学校でした)
それに対して南相馬市は教師である母親の主な勤め先であり、常磐線横にあったスイミングスクールに6年間通っていました。現在実家も市内にあります。起業しようと思った初期の段階で、店舗の場所は南相馬市と決めたので、帰省するたびに駅前を中心に物件探しもしていました。入りたかった物件が契約されている様子を見ては落胆していた頃が、今では懐かしいです。
浪江町を捨てた、というわけではありません!定期的に帰りたいと思って浪江へ足を運びます。もともと農家だったこと。請戸川に遡上してきた鮭を捌いて食べていた食卓。自家製味噌で作る味噌汁。採りたてのネギをストーブの上で焼いて食べていたこと。飲食店を開業する、今の自分のルーツとなることが詰まっている一番大切な故郷です。

ーー11月下旬。郡山で行われた特別なイベントディナーへ行ってきました。埼玉にいた時にずっと行きたいと思っていたBistro Némot(ビストロ ネモ)さんと、雑誌とInstagramで知った鈴木農場さん、郡山にあるcatoe(カトウ)さんのコラボイベントでした。三つ星レストランで修行されていた根本シェフがまさか郡山出身だったなんて!
https://r-tsushin.com/journal/japan/fukushima_koriyama_2020_1/(サイトより引用)







手元が丸見えのオープンキッチンは、個人的に反対派なのですが、このイベントはオープンキッチンの良さが前面に出ていました。福島県内の食材を使ったコース料理、そしてペアリングのお酒。どれも面白くて、それぞれに物語があって、美味しい。本当に充実した時間でした。スタッフに同年代の方が多くてそれも刺激になりました。私たち夫婦は、何年もフレンチで修行していたような方に料理の腕は劣ります。提供する予定の料理はこんなにも素敵ではありませんが...気軽に楽しめるリーズナブルなお料理を目指します。さらに、できる限り地元の食材を使って行きたいと思っています。地元のお野菜は新鮮ですし、何より美味しい!
ーー今月は美味しいものをたくさん食べました。それに伴ってちゃんと体重も増えます。会いたい人にお会いして、お話しして、忙しくも楽しく過ごせました。

相馬市のにじファームさんと一緒にぐらんぱさんでお食事。お互いのことを話し合って、共感し合えて楽しいひとときでした。生産者の方がいて初めて、私たちは料理を生業にしていくことができます。SNSの運営についての意見交換は貴重でした!

移住前からInstagramで知り合い、連絡を取り合っていた方から一眼レフを譲っていただきました。だいぶブランクがあるので、少しずつ思い出していきたいと思います!旦那様との日々を収めてきたこのカメラで、私たちもいろいろなものを残していけたらなと思います。


大学で偶然出会った、南相馬市出身の同級生。貫禄が出てきました。地元で通っていた学校は違いますが、大学時代は音楽仲間でもあり、埼玉では同じ街に住み、主人とも仲よく、ご実家が飲食店。共通点がありすぎてびっくりです。これがご縁というものなのかな!と思っています。
彼は浪江町出身で、同じ中学校に通っていた同級生。職種は違えど開業を目指す同志でもあります。そんな彼ももうすぐ入籍予定。おめでたいです!私は次、髪を切ってもらう頃にはオープン間近かな...と思いドキッとしました。

いろいろ計画を立てている中、修行先の常連さんからお手紙が届いたり、電話でお話ししたり。懐かしい声には思わずうるうるときてしまいます。年末は埼玉に用事があり、30日の深夜〜3日まで修行先のある川越に帰ろうと思っています。2、3年は埼玉に帰らない予定なので(師匠にお店が軌道に乗るまで帰ってくるなと言われている)会いたい人に会えるといいなぁ。
ーー12月は店舗の解体工事が始まります。いよいよ、です。ここから激動の数ヶ月が始まる...。
最後の写真は、主人が渋谷の職場から撮影して送ってきた夕焼け。この日は南相馬も綺麗な夕焼けでした。主人の修行生活も残り1ヶ月。走り抜けて欲しいと思います。

ありがとうございました!
2021年 10月
10月は急に暑くなったり寒くなったり。先月まで汗だくで店舗の掃除をしていたのに、最近は厚着をして寒さ対策をして作業をしています。季節がぐぐぐっと進みました。1枚目の写真は初めて訪れた猪苗代湖の湖畔。水が綺麗で驚きました。

今月は
○業者に不用な厨房機器・備品の回収を依頼
○店舗デザインと建築の打ち合わせ
○熱機器周りの掃除
○大家さんと不用品処分
○起業支援金の申請・面接・採択決定
を主に進め、あっという間に過ぎました。
ーー不用な厨房機器の回収は、依頼した業者との確認不足があり、一瞬バタバタ。急遽、大量のお皿を箱詰めしなくてはならないことになったり、ガス会社を呼ばないと機器が外せない...なんてハプニングがありました。


しかし、周りの方が協力してくれたおかげでなんとか乗り切れました。運び出しをしていただいた業者の方も大変良い方たちでした。だいぶ厨房がスッキリして、掃除も捗り、そろそろ折り返し地点です!ガス台・フライヤーがあった場所の掃除は、硬化してしまった油を専用の洗剤で柔らかくして、削り取る。油を耕す...まるで畑仕事のようなことを厨房の中でやっていたので頭が混乱して、作業しながら笑ってしまいました。



ーー店舗デザインの打ち合わせ。2018年の秋、南相馬市へ店舗探しに来た際、偶然お会いできた設計士さんがいました。ずーっとお願いしたいと思っていたので、ようやく依頼することができました!いくつも仕事を抱えている中、引き受けてくださり、そして仕事がとても速い!建設会社の方も頻繁に店舗を内見してくださり、密に話し合いができています。

ーー不用品処分は、お金の節約のために大家さんと自力で行いました。運転免許は持っているものの、車を運転できない私に代わって2トントラックを大家さんに運転してもらい、私は力仕事担当。

当日はまったく疲れを感じなかったのですが次の日、筋肉痛になりました...。ブロックと業務用レジは市で回収してもらえなかったのが残念ですが、店内がかなりスッキリしました。解体工事を待つばかりです。
ーーそして今月、かなりの時間を要したのが【福島県12市町村起業支援金】の申請です。8月に移住してから継続して信金の方と書類を準備をし、1次書類審査を通り、面接審査となりました。Zoomでの面接となりますと伝えられ困惑!Zoom会議をする環境が整っていない私に、おおまちマルシェの店長さんがタブレットを貸してくださりました。助かりました...。
面接内容は5分間の事業プレゼンテーション&10分間の質疑応答。プレゼン中は時間を知らせるベルが2回鳴っても話し続けたら即失格。という想像よりも厳格な面接でした。
夫婦経営であり雇用を産まないこと。地域貢献の度合いが、他の事業に比べて明確に示しづらいことなど飲食店はとても不利だと申請書類を作りながら感じていました。半分は諦めていたところに採択決定のメールが来て、思わず飛び上がって喜んでしまいました。

採択決定後の申請はかなり煩雑でお役所仕事との闘いとなりますが、なんとかこなしていこうと思います。
ーー下旬には高校の親友に会いに、会津若松市へ行ってきました。この2日間は考え事を少しお休みして、小旅行を楽しみました。



写真を撮るときに微妙な格好になるのは高校の時から変わりません。双葉高校に通っていた私たちは震災の影響で2年間しか一緒に過ごすことができませんでしたが、大学生になってからお互いの住む街に度々遊びに行ったり、フェスに行ったり。そんな親友も気付けば結婚間近。お相手の方がとても優しく、素敵な方で私は安心しました...母親目線かよと2人には突っ込まれました。また会いに行きます。
ーー今月はInstagramで繋がることができた方々とお会いすることもできて、密度の濃い1ヶ月でした。自分の好きなことを仕事にするって最高なんだなぁと、改めて思いました。大変なことも沢山あるけどそれでも楽しい、楽しめる。そんな人生を私たちも送りたいです。




ーー11月は店舗改装に関わる工事の見積が、どしどし提示される予定です。自分たちで貯めてきた自己資金が融資を受ける際、どのくらいの信用につながるのか。そのお金で、どのくらいの工事ができるのか。長らく予測不能だったことの答えが少しずつ明かされます。「お金のかけ方、使い方。こっからはお前の経営能力だ。」と師匠に言われて背中がピンと伸びました。ここから!ここから!
ありがとうございました!
2021年 9月【物件決定】
肌寒いくらいの日もあれば、夏のような暑さの日もあった9月。虫たちの声が秋を感じさせてくれます。


ーーInstagramにて、先にご報告しましたが開業予定地が決まりました!!

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〒975-0001
元『居酒屋 秀』(旧 養老乃瀧)
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【物件決定までの流れ】
南相馬市に移住した3日後、さっそく原ノ町駅周辺を自転車で見て回る
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候補地だった空き店舗がことごとく契約されている状況に落胆。絶望も感じ始める
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「空き店舗」の貼り紙を発見!すぐに問い合わせ!
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数時間後、建物のオーナーさんとお会いして内見
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張り紙がしてあった店舗の反対側が飲食店ということが判明!内見させてもらう
▶︎コロナ以前までオーナーさん自ら営業していた飲食店で、そのまま営業できる状態で残されていた!
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内装が和テイストの居酒屋だったため初見は「ないかなぁ...。」と思うも、厨房設備、広さ、外観の感じを改めて考えると「ちょっとありかも?」と考えが変わる
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数日考えると、デメリットよりメリットが多く見えくる。ここでやりたい!と言う気持ちが強まり、師匠に相談。「まだ南相馬に行って1週間だぞ。早まるな、本当にそこでずっとやり続けるイメージができるか、冷静に考えてみな。」と諭される
↓
師匠との相談を重ねて、厨房設備の状態・厨房機材の配置がほぼそのままで使えることが決定打になり、物件決定。
このような流れで決まりました。これにプラスして
●福島県12市町村起業支援金
この申請時期との兼ね合いもあり、オープンまでの工程を具体的に決めることとなりました。今現在の時点で
1月 / 物件本契約
2月 / 内装・外装工事
3月 / プレオープン・グランドオープン
となりそうです!オーナーさんのご厚意もあり物件の本契約(家賃支払)は1月からとなる予定です。そのまま残されていた備品や調味料の片付けから始まり、今月は厨房内の清掃に通う毎日でした。
9月6日

9月8日

9月15日


油汚れが、かなりひどい状態なので厨房の上の方から掃除するよう順番を決めて、清掃しています。コロナの影響で修行先が暇になってしまった時、ひたすら厨房を掃除した経験が生かされています。





2つあるダクトに関しては、全面が全ての光を吸収する暗黒の闇。アルカリ性の強い薬品を使うため、ちょっと物騒ですがこんな防護服とマスクを着用して戦いました。謎のポーズ!不注意で耳に薬品がかかり皮膚が少し溶けました(泣)

汚れが落ちず何度か挫けそうになりながら、なんとか勝利。汚れを擦って落とすのではなく、ヘラで削り落とす!そんな作業の繰り返しでした。恐ろしい世界が広がるダクト掃除の写真は控えさせていただきます...。
ーー秋晴れが気持ちいい日。スクーターに乗って海へ行きました。


長くスクーターを走らせて、海を見ながらぼーっとして、リフレッシュすることができました。海風は浪江に住んでいたことを思い出す懐かしい香りです。移住してから1ヶ月が過ぎ、身体も心もこの土地に少しずつ馴染んできました。
ーー実は、開業予定地のすぐそばにある『おおまちマルシェ』さんに、アルバイトとして雇っていただいています!

レジを担当させていただきながら、地元の方との繋がりを持つことができています。ご来店される方はご高齢の方が多いのですが、会話の中で「んだ」「だべ〜」「〜んだべした」「どうすっぺ」など方言が頻繁に使われます。私も早く訛りを取り戻して、南相馬にもっと馴染みたい。
『おおまちマルシェ』さんは南相馬原町区錦町にある『サイヤ』さんの2号店です!
常連の方が多くて、お客様のご要望にできる限り寄り添う、素敵なスーパーです。スタッフとして働いていると、おふかしのおにぎりがよく売れたり、秋彼岸にはおはぎがや和花が多く購入されたり、地域性を肌で感じることができます。さらに毎日野菜の価格を見ることができるので、変動の具合も知ることができます。おおまちマルシェさんは店内でパン焼き上げているのですが、毎日焼き立てのパンの香りに包まれるのは最高です!!特製あんこと生クリームたっぷりの自家製パン《プレミアムサイヤぱん》が私のお気に入り。焼き立てホワホワのパンに、焼印を入れて、生クリームを注入する作業を担当させていただいています。

良いご縁に巡り会えて本当に嬉しいですし、沢山の方に助けていただく日々です。
ーー10月は使わない厨房機材や備品の撤去作業、デザイナーさんとの打ち合わせなどを進めていく予定。そして今月からは、Instagramの投稿を少し増やしていこうと思っています。投稿 & ストーリーズでよりリアルタイムな開業までの道のりを発信しますので、ご覧いただければ幸いです。
誓いの言葉壁に書いたのも
目覚ましかけ 眠りについたのも
全ては今日を終える僕からの
明日の僕に向けた挑戦状
一瞬たりとも同じ僕はいない
それだけは忘れずに生きていたい
その一人一人が繋いできた
たすきを今僕は肩にかけた
夜寝て、朝起きた時に今日は昨日より進んでいなきゃいけないな、というプレッシャーを感じます。受験勉強の時とはまた違った、心地よいプレッシャー。荒波がどこから来るのかドキドキですが、楽しんで進んで行きたいと思います。
ありがとうございました!
2021年 8月
自分の中でずっと、ずっと心待ちにしていた8月。単身で南相馬市に移住しました。

南相馬市は海に近いため風があり、埼玉より5℃くらい気温が低いです。涼しくてとても過ごしやすいのですが、急激に蚊に刺される回数が増えました。1週間であっという間に10箇所以上は刺されて驚きました(笑)
ーーまず、8月の前半は修行先で常連さんにお別れの挨拶をする日が続きました。「数年前は頼りなくて大丈夫ー?!って思ったの今でも覚えてるよー!」なんて思い出話をしたり、お店で撮ったご家族の写真を手紙に添えてくださったり、ハンカチ、お花、お酒などお心遣いをいただきました。師匠の先輩からいただいた、お酒とお花のプレゼントは見たことがないオリジナリティ満載のもので驚き!!皆さま、本当にありがとうございます。私の中では1つの答え合わせができたなと実感できました。






師匠とのツーショット...!

たくさんのことを学んだ大陸から、小さな小舟が出港するようなイメージ。荒波も向かい風もこれからやってきます。それでも、いつだって灯台となるのは師匠です。
ーー長らく関東圏には帰らない予定なので悔いのないよう、食べ納め月間は大詰めでした。



「シンコの握り」YouTubeでさばく動画を見たばかりのタイミングで、まさかお目にかかれるなんて!




もう一つの修行先でのサプライズのプレートはとっても繊細でした。



ーー引っ越しは費用節約のためにキャラバンを借りて、自力で行いました。物を少なくする生活を心がけていたので何とか積み込めましたが、買い貯めていた厨房用品が結構あり、最後までヒヤヒヤ。



休憩含め片道5時間、主人は8時間近くの運転でしたが費用はかなり抑えられました。それぞれの場所での生活がスタートしています。主人は人生初の一人暮らし。私は実家に居候中です。
南相馬市に来てからは各種手続き、空き店舗探し、アルバイト探し、デザイナーさんと相談、融資の相談とバタバタ続きです。主にスーパーで働くこととなりました。短期でも快く採用してくださり、柔軟に対応してくださる店長さんには感謝しかありません。「人が温かいな...。」と感じる日々です。


ーー浪江町で同じ集落だった幼なじみが、スクーターを譲ってくれました。整備や塗装をして、さらに茨城から届けに来てくれました。本当に本当にありがとう。


スクーターを届けてもらった後、幼なじみと一緒に浪江町を見て回りました。昨年取り壊される前に見に行った、お互いの小学校は更地になっていました。



思い出の道が、震災以前のような一面稲作の景色に戻っていて感動しました。

16.5mの津波だった証。




ーースクーターという移動手段を手に入れたので9月はお会いしたい方、行きたいと思っていた場所に伺うことができそうです!その際は事前に連絡させていただきます。いよいよ、南相馬市にやってきました。どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!
2021年 7月【事業計画書公開】
梅雨が早々に明けました!夏が来た!

と、全力で喜びたかったのですが、楽しみにしていたROCK IN JAPAN FES.2021が中止に。私たちの夏、終了のお知らせです。もう楽しみなことは食べること以外見つかりません!最近は筋トレとUber Eatsの配達をして、カロリーコントロール。1日3食の食事が楽しみになるようにしています、、、。
ーー事業計画書を公開いたします。
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【Restaurant MADY 事業計画書】
https://drive.google.com/file/d/1QbASMJEPi3Y3kEFDuWYY6_mbsqXRFJIj/view?usp=sharing
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事業計画書の公開は本格的に修行を始めた時、このブログの開設当初から計画していました。理由としては、私が飲食店開業に向けて動き出した時、たくさんの気づきを得られた『未来食堂』の店主の考えに賛同するからです。
自分の知識を周りに隠しておくことで勝者となる
(『未来食堂日記』より引用)
この思想がとても強いのが飲食業界。私も、飲食の世界は閉鎖的だと感じていました。しかし、今はスマホで検索すればたくさんのレシピや料理の動画が溢れています。魚の捌き方もYouTubeを見て勉強できます。これからは、隠していくことがかっこいい・強みになる時代ではなく「情報を共有し合って高め合っていく時代」だと思います。
事業計画書を公開、いわゆる手の内を明かしたとしても真似をされて事業が行き詰まる、ということはないと思っています。考え方や行動には、今この瞬間まで生きてきた道のりが反映され、私たちの開業までの道のりは、私たちしか経験していないからです。
ドキドキも、もちろんします。しかし、この行動がプラスに働いてくれると信じて公開いたします!お時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
ーー今月は今住んでいる街で過ごせるのも残りわずかということで、お気に入りのお店に足を運びました。長らく通うことが出来なくなるので『食べ納め月間』がスタートしております。




ありがたいことに修行先の常連さんとお食事に行ったり、プチ出張料理会をしたり。また大切な思い出が増えました。





ーー中学時代の同級生とも食事へ行きました。15歳から10年経ってみんな大人の女性に。浪江町という小さな町で、マーチングに全てをかけていた中学時代はこれからも私を支えてくれます。この日の食事中、謎の写真が撮れました↓




女子〜!な、お店にも行くことができました。
ーー久しぶりに豊洲方面に行きました。行ってみたいと思っていた無印良品 東京有明にもふらっと寄ることができて満足!ホームセンター並みに広い無印空間。最高です。





この日の目的は、約1年半ぶりのライブ参戦。【Fear,and Loathing in Las Vegas】というラウドロック系バンドを観に行きました。ロッキンでも大きなステージで観ることができると楽しみにしていました。しかし、中止になってしまったのでワンマンのチケットを応募しておいて本当によかったです、、、。コロナ禍での初ライブ。指定席、マスク着用、歓声禁止、講演時間1時間。全て初体験の異様な光景でした。ファンがよくモッシュしたりダイブしたりの激しいバンドですが、みんな暴れたいのをグッと堪えている空気感。しかし、大きな音で服や髪の毛が振動する感じがとても久しぶりで心が踊りました。後日このZepp Tokyoは2022年1月1日で営業を終了するとニュースがあり、きっとこれが最後のZepp Tokyo。大学生時代からの思い出の場所です。

ーー私は来月から主人より一足先に、南相馬市民となる予定です。今住んでいる街にも田んぼはあって、幼少期の思い出をくすぐられます。青々とした稲の根元の水が澄んでいると、ついついヤゴやカエルを探してしまいます。

南相馬市へ帰ったら、こっそりザリガニ釣りでも行ってみようかな。夫婦揃って田舎育ち。よろしくお願い致します(笑)

ありがとうございました!
2021年 6月
梅雨のような、梅雨ではないような季節。初物のスイカは瑞々しい!ひとりで堪能しました。

スーパーへ行くと梅が並んでいますね。修行先の常連さんから青梅や南高梅をたくさんいただいたので、季節の食材をオリジナルドリンクに。梅仕事。梅シロップと梅ジャムを使って爽やかなドリンクが出来上がりました。


ーー今月は事業計画書を練り直し、師匠や師匠の先輩の方に添削をお願いしました。さまざまな困難を乗り越えてきた方たちからのアドバイスは大変ありがたく、強く背中を押していただけました。
新型コロナウイルスの影響を受けて開業時期を延期してからの1年間。この期間に経験したことは自分にとって忘れてはいけないこと、大切なことが詰まった日々です。
ブログを描き始めた初期の頃から、公開しようと決めていた事業計画書。来月このブログ上で公開します。より多くの方にRestaurant MADYはどんな飲食店で、どんな場所となりたいのか知っていただけるように、そしてお店を出す覚悟を示すためにもこの場所で公開します。
ーー新宿の荒木町へ行きました。小さな飲食店が軒を連ねる街。夏の夕暮れ時に訪れたくなるような空気感でした。








【懐石 大原】というお店へ行きました!







総じて薄味で、ついつい塩気がほしくなるのですが薄味だからこそ感じとれる出汁の風味や、旨味の部分に気付くことができる《引き算の料理》です。通常なら捨ててしまう部分を料理のアクセントに使ったり、旬な鱧や鮎が丁寧に調理され、惜しみなく提供されたり。日本料理の細やかさは勤勉な日本人だからできるものだと思いました。
壁に飾ってあったこちらの書。

「心」を中心として「味」そして
「美」に気を遣っていくことを忘れない。
料理を生業にしていく上で大切な3つの要素が書かれている書ですよ、と女将さんが説明してくれました。自分が目指したい飲食店のあり方に通ずる部分があり、思わず写真を撮らせてもらいました。音楽が流れていない空間で料理と向き合う。どの料理もお皿からこだわっていて、素晴らしかったです、、、。ご飯をお持ち帰り用に包んで持たせてくださったのですが、とても丁寧に包装されていました。行き届いたサービスを感じ、最後まで圧倒されました。
ーー大学時代の友人とビストロに行きました。




【Bistro plein 表参道】
1年ほど前から気になっていたお店。東京都内だったのでアルコール提供と滞在時間に限りがありましたが、それを感じさせない丁寧なおもてなしと料理の説明、そして接客がとても気持ちよかったです。特にシェフが積極的にホールに出ていて、お食事の始まりに挨拶と帰りの際のお見送り。最近、多店舗展開を進めている勢いのある飲食店ですが、このオーナーさんはきっと人格者なんだろうなぁと感じました。友人とは長らく会えなくなってしまうので近況を話したり思い出話をしたり、また新たな思い出になりました!
ーー以前受けた健康診断結果が出ました。

主人は胆のうに小さなポリープ疑い。そこまで心配するものではなく経過観察なので、念のため数ヶ月後検査を受ける予定です。
私は膵臓の数値が高く、要精密検査となりました。すぐに胃腸科の病院へ。採血検査をしてみたところ、、、特に異常はありませんでした!健康診断前に食事と水分摂取を控えたため、軽い脱水状態になったことで、数値が上がった可能性があると言われました。予想外の臓器だったので心配でしたがホッと一安心です。放射能の影響を検査する甲状腺の検査も異常はなしとなり、とりあえず開業前の健康面はクリアしました。
ーーBUMP OF CHICKENのベース担当チャマが活動再開しました。楽曲制作からの再スタートのようで、まだ表舞台には出ないとのことでした。ファンに受け入れてもらえるように段階を踏んで少しずつ復帰するようです。活動再開の報告があったラジオの日は
『メーデー』
『ギルド』
『ファイター』
この3曲が後半に連続で流れました。
息は持つだろうか 深い心の底まで
君が沈めた君を 見つけるまで潜るつもりさ
苦しさと比例して 僕らは近づける
再び呼吸をする時は 君と一緒に
愛されたくて吠えて 愛されることに怯えて
逃げ込んだ檻 その隙間から引きずり出してやる
汚れたって受け止めろ 世界は自分のモンだ
構わないから その姿で生きるべきなんだよ
それも全て 気が狂うほどまともな日常
ここにいるためだけに
命の全部が叫んでいる
ちゃんと守れるように
作られた体で生まれたよ
涙超えた言葉が
その鼓動から届き勇気になる
君がいるそれだけで
ああ まだ温かい
いくつもなくなったあとに
強く残った ひとつ残った
チャマにとって残酷な歌詞が並ぶ曲、そして最後には優しい応援歌。この選曲は4人の決意の表れだなぁと私は感じました。バンドのロゴにある赤い星4つでBUMP OF CHICKEN。彼らにたくさん救われてきました。これからも応援しています。
ーーちょっと今月は、やらなくてはいけないタスクを先延ばしにしたり、体重が増えてきたり(?)間延びした日が多くて反省点です。主人は朝から深夜まで働きに行ってくれます。だいぶ仕事にも慣れてきて、病んでいた時期が今や笑い話に。散々職場で料理をしているはずなのに、家でも料理をするので関心です。私は自炊が億劫になりつつあり、お腹が空いたらスマホのように充電器で、エネルギーチャージできるようにならないかなぁ〜なんて思っています。

待ち望んでいたROCK IN JAPAN FES. 2021のチケットに当選したので、ひたちなかで過ごす日を目一杯楽しめるように。今、住んでいる街で過ごす最後の1ヶ月。7月はシャキッと!やっていこうと思います。
ありがとうございました!
2021年 5月
気持ちの良い新緑の5月も束の間。私が今住む地域は、梅雨入りの予行練習のような天気を経て、気温の高い日が続いています。

GWの前半には今まで見たことがないサイズの雹が降った日がありました。この日は1日中Uber Eatsの配達員をやっていたのですが、目まぐるしく変わる天候を体感しながらの配達。季節の変わり目だったようです。


連休明けには去年に引き続き、私の大好きなコゴミを師匠のご実家山梨からどっさりいただきました。わんこそばの如くコゴミを食べました。今年も大満足です。

ーー5月5日におかげさまで26歳となりました。当日は、ちょうど1年前に私とお誕生日が同じと分かった常連さんが来店してくださり、今年は一緒に写真を撮りました。

一輪の向日葵をお祝いにいただき、、、素敵なサプライズ。忘れられない思い出がまた1つ増えました。修行先を離れるのがだんだん寂しくなってきました。

ーー連休明けのお休みには皇居周辺へ。大都市でも人間は緑を求めるんだな〜と実感。

師匠に勧められたフォーシーズンズホテルのラウンジへ行きました。大学生のとき何度もライブを見に行った武道館を見ながら、思い出話を主人とポツポツ。


チョコレートと燻製イチジク。

チョコムースが乗ったクッキーの下は薄いチョコの半球があり、その中に燻製イチジクのジャムがぎっしり入っていました。もはや芸術作品なので、どう食べるのが正しいのか困惑。圧巻でした。
その後、Uber Taxiに乗り移動!Uber Eats配達員の社割的なサービスで無料で乗ることができました。もともとアメリカでのタクシー事業がUber Eatsに発展したので、タクシーの方がUberの本業です。私たちが日々配達するようにスマホを使って、目的地まで運んでくれます。アプリの操作音も同じだったので、なんだか変な感じで笑えました。
その後、行きたいお店としてリストアップしていた【コム・ア・ラ・メゾン】へ行きました。こじんまりとした店構え。

乾杯はフランス産のビール。


店内は異国の雰囲気。

レシピを参考にさせていただいた
パテ・ド・カンパーニュ。

スペシャリテのスープ。

ささやかにお祝いしました。


南フランスの料理専門店ということでコアなファンが集まる場所という印象。立地は赤坂ですが、ほとんどが常連客とのこと。地元定着だからこそ愛されて何年も続くお店として生き残っていると気づかされました。お酒があってこそのお店なので協力金をもらうことを選ばず、通常通りの営業を続けていました。全ての品がかなり強気の値付け。それでもシェフのこだわりに根強いファンが付く。シェフのお人柄も大変素敵でした。
ーーコロナ禍になってしまい、約1年間会えていなかった中学の親友と再会しました。行ってみたいなと思っていたルミネtheよしもと。テレビでしか見たことのない芸人さんがすぐそこに!!タカアンドトシ、次長課長、NON STYLE etc...東京にはエンタメが溢れていますね。すごい場所。出演していない芸人のステッカーを買ってしまいました(笑)霜降り明星のオールナイトニッポンは毎週楽しみにしています。

そして、こちらも行ってみたいと思っていたお店【RESTAURANT DAZZLE】へ。

グローバルダイニングのナンバー2だった新川義弘さんが独立し、経営しているレストラングループです。私は新川さんが執筆した本と出会い、接客についてとても多くのヒントをもらいました。私にとってバイブル的存在の本です。

オーガニックにこだわったノンアルコールワイン。

お互いの誕生日祝いということで、メッセージを添えてもらいました。
緊急事態宣言が延長されました。飲食店は引き続き、時短営業と酒類提供の休止を続けなくてはなりません。主人が勤めるグローバルダイニングは、東京都とバチバチバトルモード全開!で、通常通り営業しています。営業を控えてコロナ感染から従業員を守るのか、営業を続けてお金の面で従業員を守るのか。どちらが正解なのかはその人の状況次第、ということですね。
ーー試作のときに余ってしまったホットケーキミックスで、数年ぶりにホットケーキを焼きました。小学1年生になって火を使う許可をもらい、料理上手な父を真似して焼き始めたホットケーキ。どうすれば綺麗な焼き色になるのか、どうすればふわふわになるのか、自分なりに試行錯誤していた記憶があります。家族や友達、先生に食べてもらったときに「おいしい!」と言われたことが嬉しくて、、、私の夢への原点は、この料理にあったと思っています。幼少期から現在まで、自分が好きなことというのは地続きに繋がっている気がします。今は美味しいホットケーキやパンケーキが世の中に溢れているので自分のお店では出せませんが、ひっそり私の得意料理です。

ーーBUMP OF CHICKEN『なないろ』
闇雲にでも信じたよ
きちんと前に進んでいるって
よく晴れた朝には時々
一人ぼっちにされちゃうから
ヤジロベエみたいな正しさだ
今この景色の全てが
笑ってくれるわけじゃないけど
それでもいい これは僕の旅
NHKの連続テレビ小説の主題歌にBUMP OF CHICKEN!相変わらずそっと隣に寄り添ってくれるような歌詞が素敵です。まだベーシストのチャマが復帰していないので、ベース音が控えめに音量が絞られている気がしました、、、。中学生の時に聴いていたBUMPの曲がもう10年前の曲だ!なんて驚くことも増えました。歳をとるのはちょっと面白いですね。
ーー5月にRestaurant MADYのInstagramアカウントを開設しました。
https://instagram.com/restaurant_mady_
現時点ではこのブログにリンクするためのツールとして利用している状況です。それにも関わらず、私が予想していた以上に多くの方が気にかけてくださり、温かいメッセージや励ましの言葉をかけてくださいました。本当に嬉しいです。ありがとうございます!!これからが、開業の道のりらしい道のりを綴っていけるのではないかと思っています。

今の時点では事業計画の練り直しや、空き物件の問い合わせなどを進めています。いろんな道が目の前に何本もあって、不確定なことも多くて、一喜一憂する毎日です。
しあわせは歩いてこない
だから歩いてゆくんだね
一日一歩 三日で三歩
三歩進んで二歩さがる
まさにこんな感じです。これからは修行先を離れて、現地調査、物件探し、契約、融資、工事、機材搬入、オープン、、、。スタートラインに立つまで、できる限りを綴ります。温かく見守ってくだされば幸いです。
ありがとうございました!

